(第14号・2001年11月11日号)
  季節の便りをお届けします。

< 地 図 − 生き物リスト >


今年の秋は忙しかった。色々な山を登った。
御嶽山、南アルプス仙水峠、極めつけは屋久島。
今回はその山行記です。

○20年ぶりの御嶽山
学生時代に故郷の飛騨側から友人と登って以来25年ぶりの御嶽山。
当時六根清浄(ロッコンショウジョウ)と唱えながら登る白装束の人々が印象に残っている。
9月5日、木曽の王滝村・田の原から登り、頂上の御嶽神社脇の旭館に泊まり、
御岳ロープウェーで降りてきました。
沈む夕陽、流れ星、御来光と下界では味わえない山のすばらしさを満喫。

(左)頂上直下はキツイ!(右)雲海に乗鞍岳を望む


○南アルプス仙水峠
10月3日、仕事の関係で、南アルプスは東駒ケ岳(甲斐駒ケ岳の信州側の呼び名)
の脇にある「仙水峠」に行ってきました。
南アルプス林道を行くと、青空をバックに鋸岳、東駒ケ岳、仙水峠から見上げる
摩利支天はヨセミテの山(行ったことはないが)のような岩山。
風がなくて小春日和。仕事を忘れてワンダフル!な一日でした。

(左)岩屑の仙水峠 (右)摩利支天は岩山


○縄文杉じゃ〜

7月に行くはずがのびのびになっていた職場親睦旅行、ついに10月26日朝6時出発。
長野から新幹線「あさま」、モノレール、ANA、JASを乗り継いで午後3時屋久島に到着。
9時間あまりで憧れの屋久島にいる自分が信じられない。
その日は「白谷雲水峡」、「屋久島環境文化村センター」を見学し、宮之浦泊。
翌日、観光客があまり行かないコースから、「縄文杉」、「ウイルソン株」などを巡り、
歩幅に合わないトロッコ道の枕木に足をとられながらが、夕方ようやく荒川口に到着。
風邪気味を押して登ったため、いや〜疲れた。その晩は尾之間温泉につかる。
3日目は曇り時々スコールのなか「中間ガジュマル」、「フルーツガーデン」、「千尋滝」、
「有用植物リサーチパーク」などを見て、来た道順で長野に帰った。
現物を見たときも大きいと思ったが、屋久杉をバックにみんなで撮った記念写真を見て、
2度ビックリ。
巨木達が大き過ぎて、32万画素の愛用デジカメに収まりきらなかったのが残念。

(左)「翁杉」 (中)千年を生きた屋久杉ももとは芽生え (右)増水の「千尋滝」は圧巻