秋の天候は不順でしたがようやく冬らしい気配が感じられます。 夏から更新しないまま師走となってしまいましたが、今回は、「韓国のコノテガシワ」と「鳥屋野の逆さ竹」です。 |
①達城の側柏樹林 11月8日職場の旅行で韓国へ行ってきた。韓国南東部、2002ワールドカップサッカーが行われた大邱(テグ)市外に韓国天然記念物第1号(1934年)の側柏(コノテガシワ)樹林が小さな岩山にある。日本のコノテガシワは造園木として刈り込んであるので自然の樹形が分からないが、自然のものは樹高6〜7mで枝も張っている。金網フェンスで囲って手厚く保護されている。ふもとには「観音寺」というお寺さんがある。 |
②鳥屋野の逆さ竹 カミさんの実家の近くに、親鸞上人の越後七不思議のひとつ「鳥屋野の逆さ竹」がある。11月23日小雨の中、あんまり乗り気でない子供と行ってきた。苔むした茅葺の「西方寺」境内を掃除をしていたオジさんが、滅多に見つからぬという取って置きの「逆さ竹」の見本を見せてくれた。何とか竹の変種のようだということで、これこそバイオテクノロジーで増殖させ、小学校で地域の歴史や環境の教育に使ったらどうかと思う。この辺りはもともとは湿地や田んぼだったろうが、今は住宅地となっておりその中にポツンと天然記念物があり、もっと大切にして欲しいと感じた。 |