(第24号・2004年2月21日号)
  季節の便りをお届けします。

< 地 図 − 生き物リスト >


昨年暮れから師走状態のまま、はや2月も末、今日は4月の陽気。
それにしても世の中いったいどうなっとるんじゃ。東南アジアの鳥インフルエンザ、米国の牛BSE、あんまり食べ物をあっちこっち運ぶな。運ぶなといえば、イラクへは医療や水道の専門家を派遣し自衛隊が護衛すればいいと思う。護衛といえば、このごろ犯罪が多い。子供虐待、若齢化、IT化、オレオレ、お金にまつわるものばかり、...などとグラス片手にテレビを見ながら言うと、「またボヤキが始まった。」とカミさん

ややポリティカルな前置きとなったが、今の時期、山は寒いが、下界のゴタゴタを忘れて爽やかになる、ということで、今回は、「野沢温泉村の道祖神祭り」と「快晴の戸隠スキー場」。

①野沢温泉村の道祖神祭り
昨年10月10日、野沢温泉村の国有林に「道祖神祭りの森」といって、地元の伝統行事に使うブナをボランティアで育てるという森ができた。1月15日はその「道祖神祭り」に出かけた。
まず25才と42才の厄年の村男が「火もと」の民宿でお神酒をいただきお清め。火打石で起こした火をアサガラ(麻の茎?)の大束につけ、村の広場に向かう。
広場中央には神木のブナや小柴で作った高さ10mもあろうかという社殿があり、42才達が神殿の上からアサガラの小束を投げ、下では奪い合い、社殿を舞台に火付け方と消し方の攻防が2時間ほど行われる。ふるまわれた酒を飲んでも飲んでも寒いので酔わない。
最後に男達が神殿から降り、火が放たれると、巨大な炎が皆の顔を照らし、火の粉を浴びながら燃え落ちるのを見守った。

(左)火もとでお神酒 (中)社殿前の攻防 (右)炎が顔を照らす

②快晴の戸隠スキー場
明日は快晴との天気予報が当たった2月11日、カミさんを置いて子供と戸隠スキー場へ行った。
実は2週間前、自分も乗って見たくて子供に買ってやるとの口実でスノーボードを買い、乗ってみたところ次男も自分もコテンコテンに転んで、春休みで一時帰省した長男に早速あげてしまったのだが、その時、四半世紀愛用したフィッシャーの板を不燃物に出してしまったため、今回は情けないことにレンタルとなってしまった。
いやいやそれにしても天気がいいと気分は最高。久々に家族ともどもスキーを楽しむことができた。
戸隠村の知人にどしどし来て下さいと割引券をもらったが、お食事券付き3人で12,000円はチトきつい。

(左)戸隠連峰をバックに      (右)瑪瑙山をバックに娘