(第42号・2012(平成24)年5月9日号)
  季節の便りをお届けします。

< 地 図 − 生き物リスト >

 青森県十和田市から隣りの秋田県大館市に転勤になりました。
 京都の大文字焼きに倣ったのか大館の鳳凰山にも「大文字」があります。
 さっそく、その鳳凰山、ちょっと足を伸ばして八幡平、秋田焼山に行ってきた報告です。

○「凍った十和田湖」
 平成24年4月2日、十和田から大館へ向かう途中、十和田湖が一望できる発荷峠から30年ぶりに凍ったという十和田湖を眺めた。

 発荷峠から見た十和田湖


○「大館市民の鳳凰山」
 大館最初の日曜4月8日、鳳凰山に登った。まだ雪があるので誰もいないだろうと思ったら、登り始めた10時頃にはもう下りてくる人がいる。市民の山である。8月16日には「大文字焼き」が行われるという。

 登山道から見た鳳凰山     頂上から大館市街(中央に大館樹海ドーム)


○「八幡平」  4月15日(日)、天気予報は晴れ。前日「秋田八幡平スキー場」を下見し、蒸の湯・ふけのゆに駐車して、まだ開通していないアスピーテライン沿いに八幡平(1,613m)をめざした。まだ積雪2mはあるか。頂上の展望台の手すりがベンチの高さになっている。くだりはあまり滑れないがバックカントリー散策にもってこい。後生掛温泉に入って、ソバと名物の黒卵(ゆで卵)を食べて帰ってきた。

 眼下に「ふけの湯」      アスピーテラインの雪の回廊    雪に埋もれた八幡平頂上の標柱


○「一人占めの秋田焼山」
 翌週4月21日(土)も八幡平方面に向かった。8:30八幡平温泉郷・後生掛温泉入口の駐車場は前日の雪解け水が部分的に凍っており、危うく滑って転びそうになった。
 そこから八幡平とは逆方向に登って行く。雪も締まって快調。国見台(1,322m)まで登って、尾根を行くと焼山(1,366m)から鬼ヶ島やグツグツ音がしている水色の火口湖が見えた。火口の避難小屋に降りてジェットボイルでカップめんを食べ、地熱発電所方面へ迂回し「ベコ谷地」を通って駐車場に戻った。

駐車場から国見台方面   焼山頂上から見た火口湖   避難小屋付近から中央が焼山、右手は鬼ヶ島


(H24.5.9更新)  戻る