「こなら山」は高山市の郊外、上野平(うわのだいら)にある、ネコのひたいほどの雑木の山で、昭和30年頃にカラマツやヒノキが植えられましたが、あまり手入れされなかったのか、コナラなどの広葉樹の森となっています。 まわりの田んぼや、ホウレン草のハウスなどに囲まれて、ちょっとした自然が残っています。 春はシュンランやダンコウバイの花、コシアブラの芽、枯れ木や枯れ枝は「薪」など、森の恵みもあります。 季節の頼りなどをお届けしていきます。
○森林現況調査の結果 |
項目\調査 | 2004(H16) 11月7日 | 2010(H22) 12月28日 | 備 考 |
林齢(推定) | 50 | 56 | |
平均直径(cm) | 24.0 | 26.9 | コナラ |
平均樹高(m) | 18.5 | 19.3 | コナラ |
本数(/ha) | 502(1,157) | 501(1,154) | |
材積m3(/ha) | 161(372) | 178(409) | |
平均成長量 m3/年(/ha) | 3.22(7.4) | 3.17(7.3) | |
年平均炭素 固定量(tC/年) | 0.97 | 0.95 |