(第58号・2021(令和3)年1月30日号)
  季節の便りをお届けします。

< 地 図 − 生き物リスト >

 またまた久しぶりの更新となってしまいました。
 引き続き新型コロナウイルスの感染が収まらない。
 去年の今頃は、夏には収まるだろうと何となく楽観していたが、5月末に緊急事態宣言が解除され、7月から経済対策でGoToトラベル(利用しないうちに年末に延期)も始まり、日本国民が大丈夫モードになってしまった。
 全国では1月初めに感染者1日8千人、累計で38万人、死亡者は一日に100人以上、累計で5600人。世界では累計で感染者1億人以上、死者200万人以上となっている。高山でも年明けに西高校のクラスター集団感染関連ほか現在67名となっている。
 いま政府はワクチン接種の準備を進めている。65歳以上の高齢者は4月頃からとのことだが、全国民に行きわたるのは? 開発途上国では見通しが立たず、コロナ対策でも貧富の差の問題あり。ワクチン製造は、Pfyzer(米)とかAstraZeneca(英)、資金、特許とか、日本の製造技術だとかあるだろうが、なぜ官民協力して国内製造が進まないのか。コロナに打ち勝った証として7月にオリンピック開催と言ってるが、世界の感染が収まらないことには、開催ということにはならない。
 まずは医療機関に迷惑をかけぬよう感染機会(人との接触)を減らすことが第一だと思う。感染者が増えればウィルスの変異が起きる確率が高くなることをもっとアピールすべきと思う。
 コロナのおかげで、在宅勤務のためのインターネット経由でNASにアクセスする方法を勉強したり、ネットワークプレミアム商品券(1万円で2万円分!)で妻の自転車も買えた。収束するまで数年、ずっと続くのかも知れない。
 外国人頼りの観光、石油頼りの経済、外国頼りのワクチン、旅行や外食も途上国などできない人の犠牲の上なのかも知れない。地球という生命がコロナウィルスを通じて人間にこれからの生き方を問うているのかもしれない。
 さて本題、前回から溜まってしまい、今回は、ご先祖様の宮川村小谷、清見の大倉滝、薪ストーブでピザ焼き。

「ご先祖様の宮川村小谷」
 うちのご先祖様は旧宮川村小谷(こだに)、昭和の初めに祖父が高山に出てきた。宮川村誌には小谷城とか、先祖が神社をお守りしたことが記されている。10月11日、小谷城を見てみようと出かけた。小谷字舟ヶ谷1053mの山頂とのこと。
 小谷の養鱒場に駐車、イノシシの掘り跡のある荒れた歩道を沢沿いに上る。途中のスギ林には「王子製紙山林」の看板、イノシシやカモシカの足跡が多い。カラマツ林から山頂はブナが多い広葉樹林。GPS頼りで山頂の灌木の中三角点があった。測量などに使ったのだろうが10年以上は人手はかかっていないようで、周囲を少し刈り払った。広い尾根を紅葉の中を下った。
 歩道はないが、飛騨の広葉樹の森を楽しめる。

「清見の大倉滝」
 山林調査で清見方面へ行き帰りに気になっていた「大倉滝」。せせらぎ街道わきの駐車場から整備された歩道を30分で滝に着く。歩道は渓流の石を並べてよく整備されている。途中、大小の滝や岩、岩に覆いかぶさったヒノキの根など見所は多い。帰りは作業道を落ち葉を踏みながら「そば処 清見庵」に出る。晩秋にオススメの散策コース。

「薪ストーブでピザ焼き」
 コロナ対策のステイホームもあり、近くのストーブ屋さんから薪ストーブ用のビザパン(ハンドルとスタンドも)。ストーブが熾(おき)になったら、薪ストーブでスタンド(五徳)を置き、ピザをピザパンに広げ、スタンドに置く。1回目、ピザの表面がグツグツとなり、端に色がついてきたので少し回してから取り出したら焦げてしまった。すぐに焼ける!


(R03.1.30更新)