(第63号・2024(令和6)年6月2日号)
  季節の便りをお届けします。

< 地 図 − 生き物リスト >

 2年ぶりの更新となってしまった。
 ウクライナはロシアによる進攻からはや2年4ヶ月、世界の関心も薄れた感があるが今も戦争が続いている
 加えて、中東ガザ地区では昨年10月にハマスがイスラエルへ越境テロ1400人を殺害、イスラエルの反攻で35,000人以上が亡くなっている。ハマス戦闘員と市民の区別がつかないこと、隣国は難民を受け入れてくれないことから、イスラエルはガザ地区を破壊しつくす様子である。
 国内のコロナは下火になったが、まだ高山でも直近1週間の1医療機関当たりの患者数は1.4人、スーパーでも特に中高年はマスクしている人が多い。世界的な人流をほどほどにせよというのがコロナの教訓だと思っていたが、観光インバウンドをコロナ前に戻そうと反省がない。
 それにしても自民党はひどい。ことし1月、政治資金パーティで得た収入を報告書に記載していなかった問題が発覚、議員が処分された。さらに自分が代表をつとめる政治団体に寄付した額を所得から控除していたことが発覚。政治資金規制法の改正が検討されているが、まさに泥棒に縄をなわせるようなもの。1円から領収書を公開させねばならぬ。緊張感を持たせるために次回の選挙では自民党には投票せぬこと。
 今回は、「朴葉寿司」、「根曲がり竹」、「スギ林調査」の話

「朴葉寿司」
 ことしもカミさんが作ってくれた。具材は塩マス、シイタケ、カマボコ、金糸タマゴ、ゼンマイ、サンショウ葉。

「根曲がり竹」
 5月19日(日)友人に誘われて「猪伏山・いぶしやま」1519mに登ってきた。5人グループの最後尾を行き、頂上に近い竹藪で根曲がり竹(チシマザサ)が生えていたので、少し採ってきた。カミさんが、タケノコご飯、煮物、みそ汁などを作ってくれ、久々に山の恵みを楽しむことができた。
 40年も前になるが、北海道・定山渓ではササ藪をトラクタで剥いでカンバなどを生やす作業を行っていたが、そのササを剥いだところを通路にして根曲がり竹と採った。一升瓶に塩漬けで保存するのに、一升瓶の口から入らないほど太いものもあった。
 長野の北信では鯖缶少し生臭いタケノコ汁もおいしかった。
 群馬の万座温泉では行方不明になるので、警察と合同で入林禁止の取り締まりをしたり、秋田・青森県境の迷ヶ平(まよがたい)では行方不明やクマに襲われた人もいた。それでもタケノコ採りはやめられない。

「スギ林調査」
 6月1日、馬瀬川上のスギ林調査に行ってきた。直径30~40cm、高さ25~26mあり、場所によってはササをかき分けながら1本1本にナンバーテープをつける。やってくれる人がいないので体の続く限りがんばる。


(R06.6.2更新)