(第2号・1998年7月15日号)
季節の便りをお届けします。

 地 図 − 生き物リスト 


 この頃、天気は良いのですが、日が落ちると寒く感じます。
 先日、古丹別神社のお祭りで、素人カラオケ大会を見に行ったのですが、お 神酒を飲んでも飲んでも体が温かくならず、おかげで二日酔いになってしまい ました。

 さて今回の話題は、
 ①木材生産の様子と
 ②ヤマベ釣り、です。

○古丹別山の木材生産
 古丹別山には昔は森林鉄道もあって、直径2m近いヤチダモなどの木材がた くさん生産されました。
 最近は天然林の太い木が少なくなっており、今後はトドマツ人工林などの「 間伐」に移っていくようですが、現在でも森林が成長する分だけ、2・30年 サイクルで天然林の抜き伐りをしています。
 木材業者に立木のまま売る場合が多いのですが、今年5・6月に直径が40 cm程度のミズナラ、ヤチダモ、シナノキ、トドマツなど約2000m 3を請負により生産しました。
 全国的な景気低迷は、木材業界にも大きく影響しており、昨年同期には容易 に売れたミズナラも、今年は買い手が少なく困っています。


○7月1日解禁、ヤマベ釣り
 古丹別山の地質は泥岩や砂岩のため崩れやすく、また夏場の水量も少ないため、釣 りに適した渓流はあまりありません。
 それでも奥山には天然のヤマベ(ヤマメ)がいます
 解禁後の最初の休日、7月4日朝早く、資源調査?に出かけました。
 竿は20年も愛用している3.5mのグラスファイバー製、魚を傷つけない よう針の「返し」はつぶしています。餌は昨年買って1年間冷蔵庫で熟成させ た?イクラです。

←写真・川岸に大きな フキが生えており、溜まりには、いかにも魚が いそう)



 15〜22cmのイワナ(アメマス)やヤマベが20匹ほど釣れました。
 (←写真)ヤマベ♂を1匹だけ持ち帰り、 小麦粉をつけてバター焼きにし、家族5人で味見をしました。
 ヤマベはイワナより上品な味がします。