昨年は10月13日にアラレが少し積もりましたから、今年は結構あたたかいようです。 さて今回は、 ①「札足辺山」と、 ②「錐立山」、の話です。
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○札足辺山(標高276m) 「さったるべやま」などと呼んでいますが、アイヌ語で「レタラオペトコシ ヌプリ」といい、意味は「レタラ(白い)オ(尻を)ペッ(川)カ(岸)ウシ (につけている)ヌプリ(山)」で、山裾の川岸が崩れて白く見えたのが由来 のようです。(苫前町史・S57) 古丹別市街から10分ほどの東川地区にあり、山腹はトドマツやミズナラの 天然林となっています。 また1haほどの大きさの沼があり、春にはミズバショウが咲き、秋にはマ ガモが休んでいます。 山頂まで、なだらかな山道(↓写真)があり、山 頂からの見晴らしはあまり良くありませんが、木の間から日本海を見渡すこと ができます。 9月27日にはドングリがたくさん落ちていました。(往復2時間程度)
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○錐立山(きりたちやま、標高307m) 国道239号線を東に行くと錐立山のある「霧立地区」を通り、幌加内町と の境、「霧立峠」至ります。 「霧立(きりたち)」の由来は、その名のとおり「霧が出やすい所」と、「山が切り立っ ている」からきたと言われ、10月10日、その「錐立山」に登りました。 登りは西側の尾根をエゾシカの道をたどって楽に行き、下りは潅木につかま りながら「直降」したのですが、いたるところ「崖」で大変な目にあいました。 そんな崖の上で一息ついて、眼下の霧立地区を眺めた写真です。昔は人が住 んでいて小学校もあったそうですが、今は開発局の除雪センターがあるだけです。 色づいた葉がきれいでした。(往復3時間程度) |