(第5号・1999年4月6日号)
季節の便りをお届けします。

 地 図 − 生き物リスト 


 古丹別の今日現在の積雪は106cm、山のほうはまだ2m近くあります。 それでも国道沿いにはネコヤナギが見えるようになりました。
 今回の話題は、
  ①国有林が新体制でスタート
  ②雪の霧立峠、です。

○国有林が新体制でスタート
 3月1日付けで古丹別山を管理してきた「営林署」の体制が変わりました。
 戦後50年以上も慣れ親しんできた名前が消えることには複雑な思いがありますが、 古丹別山は少しも変わらず、静かに春を待っています。
○組織再編の概要(留萌流域)
【旧体制】      【3月1日付けで】        【平成16年3月までに】 
北海道営林局     北海道森林管理局         北海道森林管理局
 └旭川営林支局    └旭川分局(暫定組織)      │
   ├天塩営林署  →  ├留萌北部森林管理署     ├留萌北部森林管理署
   ├羽幌営林署     │  └羽幌事務所(暫定組織)│
   ├留萌営林署  →  └留萌南部森林管理署     └留萌南部森林管理署
   ├達布営林署        ├達布事務所(暫定組織)   │
   └古丹別営林署   →   └古丹別事務所( 〃 )   │
     └森林事務所        └森林事務所       └森林事務所
                                 (機能強化)
※一口メモ
 国有林は昨年10月より抜本的改革を推進中。その柱は、 ①木材生産よりも公益的機能を重視した国有林の管理運営、 ②国民の森林のため、一層開かれた国有林を目指す、 ③累積債務の処理、事業の運営経費を一般会計から繰り入れ、 ④伐採造林などの事業の実行は民間に委託、 ⑤組織・職員数を必要最小限のものにする など

○雪の霧立峠
 3月28日、幌加内経由で旭川まで行った帰り、天気は良かったのですが、 地吹雪で前方が殆ど見えません(写真左)。  路肩を示す「」サインを見ながら、 自分の位置と対向車が来ないことを確かめながら走ります。
 国道239号・霧立国道に入ると、冬は殆ど車が通りません。 積雪+道路を除雪した雪で、霧立峠付近は3m近い雪でした。(写真右)